趣味としてプレーする人を増やす対策を講じる必要のあるゴルフ場

しかしながら、バブル経済の弾けた頃には企業の接待費が一気にカットされ、接待ゴルフがなくなってきたのです。すると、自分の小遣いの範囲内でプレーし、付き合いゴルフ程度に楽しんでいたサラリーマンが高いプレー代を嫌ってゴルフ場へ出かける回数を減らし出したわけです。こうして、団塊世代の人の中にはゴルフが好きで趣味として続けていた人も既に、現役を引退して高齢者の仲間入りをしたので、今後、徐々にゴルフから離れていくことになるのでしょう。一方で、最近は趣味や遊びも多様化しているだけでなく、生活費に余裕の少ない人が増えているので、ゴルフ場としてはゴルフがプレー代の高いスポーツだという若者の意識を払拭する対策を講じる必要があるでしょう。